東京、飯田橋・神楽坂に程近い場所にフランス政府公式の語学学校・文化センターがあります。
1952年創立の東京日仏学院、アンスティチュ・フランセです。
旧校舎は昭和のモダニズム建築の巨匠坂倉準三の建築、もう一棟は2021年に藤本壮介設計によって南仏の村をイメージして建築されました。
どちらの建築も中庭を取り囲むように経っており、緑豊かで気持ちの良い空間でした。
校舎には図書館、ギャラリー等が併設されており、フランス語だけではなく、誰でもフランス文化に触れるとこのできる施設です。
サインやピクトグラムも魅力的で時代を感じさせないデザインでした。
直線が美しい坂倉準三の建築。
残念ながら二重の螺旋階段を見学することはできませんでしたが、建物内を見学する事は可能です。
今は空っぽですが、かつて書店があった建物。
下からみると、キノコのような柱が支えており、目を惹くデザインでした。
6月にはレストランもリニューアルオープンされるとのこと。
日仏というだけあって、中庭には松や紅葉、灯籠もある中、全体的な空気感はフランス
日本人とフランス人が行き交うこの空間が違和感ではなく、調和して存在していることに
心地よさを感じました。