
ハプスブルグ家御用達の老舗ガラス工芸メーカーROBMEYE、その美しさに圧倒されます。
ウィーンでは宮殿や国立劇場にシャンデリアが飾られ、場を劇的に優雅な空間へと変化させています。

圧倒的な美しさは人々を美の世界に包み込み、佇ませる。
政治と宗教が深く結びついていた時代に、神の代理人として帝国を支配していたハプスブルグ家、シャンデリアは光を演出し、美と力の象徴として用いられていたのかもしれません。
美意識や美的感覚は今もなお現代まで継承され、観光資源となっています。

ロブマイヤーの路面店ではアンテークなどの貴重なガラス作品から日常に使えるグラスまで取り揃えられており、訪れるだけでもその美しさに目が奪われる価値ある空間です。
こちらはシャンデリアの一つ一つのパーツをオブジェに置き換えたもの。職人による手仕事が間近で見られる作品です。
光や輝きによって空間は美的に一層高められることを目の当たりにする体験でした。