
私たちは、働く場所や時間を固定していません。
その人が自分の人生のスケジュールに合わせて仕事をしています。
子育てや介護をしながら1日の空いた時間で仕事をすることも多くあります。
朝から晩まで同じ場所で働くスタイルではなく、生活のリズムやその日の状況に応じて日々自分の働き方を決めています。
こうした働き方は自由に見えるかもしれませんが、その前提にあるのは自律です。
それぞれが自分で考え、自分で判断し、自分の仕事に責任を持つ。
その意識があるからこそ、この働き方は成り立っています。
同じ場所にいない分、他の人の仕事が見えにくく、全体の空気を感じにくいという難しさもあります。
それでもこの働き方を選んでいるのは、そこに確かな手応えがあるからです。
全体で方向性や意思の確認を続け、軌道修正をする中から生まれる創造的な働き方を大切にしています。
それに伴い、仕事の質の変化しています。
限られた時間の中でより良い時間を過ごそうという意識が生まれ、
1つの仕事に集中する時間が増えてきています。
時間の質を上げることで、質の高い仕事に誇りを持ち、余白の時間も生まれています。
この働き方によって感じるのは、私たちは思っている以上に環境の影響を受けていること。
場所や時間、気分や体調によって、出せる力は変化しています。
だからこそ、自分にとってベストな環境を選び取っていくことが結果として
自然な形で力を引き出していくのだと考えています。
一番力を発揮できるのは、無理をしているときではなく、リラックスして自分らしくいられるときです。
自分の内側とつながり、何が大切なのかが見えている状態で仕事をすること。
それがシンプルでありながら、最も質の高い働き方なのかもしれません。
私たちは、働き方を決めるのではなく、それぞれが自分で選べる状態を大切にしています。
その選択の積み重ねが、仕事の質にも人生の充実にもつながっていくと考えています。
働き方を選ぶことは、そのまま生き方を選ぶことなのかもしれません。
第4回 仕事は「つながり」でできている はこちら