働くという漢字は中国にはありません。
労働という言葉には、「労」ねぎらう、いたわるなどの意味があるように、人が動くことをねぎらう、いたわるという事。
本来労働は、対価のために人が動く、外側に働きかけるという以上に、それをねぎらう、いたわるという優しさが含まれています。
働くことは、ねぎらうこと。いたわること。
目の前の劇的な変化や成果を差し置いても、その優しさがなければ労働とは呼べない気がします。
優しさをもって働くとは、すなわち、感謝の気持ちと共にあるという在り方のこと。
何をどのようにするかの前に、どのような在り方で目の前の仕事に向き合うか
その上で、どんなお役に立てるのかをいつも考え続けています。