
前回の続きです。
コクヨ(株)東京品川オフィスでのライブオフィスについてはこちらを先にご覧ください。
続いてはショールームへ
ここでは、実際のオフィス家具に触れて体験して座り心地や使い心地を体験することができます。
「らしさを、もっと、ワークプレイスに」
それぞれ違った個性の人たちがその日の目的、気分に応じて自分の能力を最大限に活かす場を作る。
これは何と温かい懐の深い言葉であるのかを考えさせられました。

開放的な会議室
部屋を壁で仕切らなくても透過性あるパーテーションで区切れば、部屋の狭さを感じることなく、
集まる空間を作ることができます。
見えると一見落ち着かないように見えますが、中に入ってみると全く気にならず、
外と中の存在を緩やかに感じながら互いに集中することができます。

ここはワークショップスペースとしての空間
こちらは仕切りが少しだけでほぼオープンな空間です。
視線がホワイトボードに集中しますので、空間が開かれていても意識が途切れず、さっと集まり議論できる空間としても活用できそうでした。
フレキシブルに意見を交換しあったり、アイデアを広げたりするのに、即座に対応できる
空間のもたらすメージによる意識のデザインであると感じました。
集中したいとき、アイデアを出したい時、リラックスして仕事をしたい時、交流によって可能性を広げたい時、
同じ場所で多様な目的を遂行するより、その効果は絶大です。
何を目的として空間を使うか、そのバリエーションが豊かにあるに越したことはないですが、
現実的にどれもは難しい。
一つ選ぶとしたら、何を大切にして社会に貢献していきたいのか
オフィスの空間作りは、その優先順位を改めて考えてみることかもしれません。